デュボアトゲオウミヘビ (学名: Aipysurus duboisii) は 爬虫綱有鱗目コブラ科に分類されるヘビ。
世界一強い毒を持つウミヘビとして知られている。
分布
東南アジア、オーストラリア北部の沿岸に生息。
形態
全長70-100 cm、最大で148 cm。体色は薄い茶色で薄い横縞が入っている。 頭が丸い。毒牙の長さは約1.8 mmと、他のヘビよりも非常に短くなっている。
生態
サンゴ礁の隙間を泳いで小魚やウナギなどを食す。おとなしいので積極的に攻撃してはこないが、興奮や威嚇している時は攻撃してくることがある。
毒
ウミヘビで最も強い毒を持ち、半数致死量(LD)は0.044 mg/kgでこれはニホンマムシの450倍である。両生類や魚類は哺乳類よりも敏感なため、半数致死量(LD)は生き物によってことなる。ナイリクタイパンやイースタンブラウンスネークに並んで世界トップクラスに強い毒を持つヘビでもある。
脚注
参考文献
- 今泉忠明 監修『猛毒の生き物』講談社〈講談社の動く図鑑EX MOVE〉、2018年6月。ISBN 978-4-06-511865-8。
関連項目
- ウミヘビ科
- エラブウミヘビ
- ナイリクタイパン




