京都府立朱雀高等学校(きょうとふりつ すざくこうとうがっこう)は、京都府京都市中京区西ノ京式部町にある府立高等学校。全日制、定時制、通信制をもつ。京都市・乙訓通学圏に属する。長らく私服登校だったが、2019年に制服が導入された。。

沿革

  • 1904年(明治37年)2月 - 京都府立第二高等女学校として発足
  • 1923年(大正12年)4月 - 京都府立京都第二高等女学校と改称
  • 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により京都府立朱雀高等学校設立。高校三原則により普通科・商業科を設置。
  • 1948年(昭和23年)9月 - 通信制課程併設
  • 1948年(昭和23年)10月 - 旧京都第二中学校跡に鳥羽分校(定時制課程)設置
  • 1950年(昭和25年)4月 - 朱雀高校本校に定時制課程併設
  • 1984年(昭和59年)4月 - 鳥羽分校(定時制課程)を設立なった京都府立鳥羽高等学校へ移管
  • 1985年(昭和60年)4月 - 全日制普通科にI類、II類(人文系・理数系)を設置
  • 1997年(平成9年)4月 - 全日制商業科を募集停止、全日制普通科II類の改編により理数系廃止、定時制・通信制に単位制導入
  • 2006年(平成18年)4月 - 全日制普通科II類人文系を文理系に再編。
  • 2014年(平成26年)4月 - 総合選抜と類型制度を廃止

教育目標

  • 平和で民主的な社会の形成者として、 人権を守り、 自由を愛し、 労働を尊重する人間を育てる。
  • 科学的に物事を探求する力を備え、 情操豊かで創造性に富んだ心身共に健康な人間を育てる。
  • 相互の人格を尊重し、 真理と正義のために勇気ある行動のできる人間を育てる。
  • 仲間たちと共同連帯することができ、 自主的・自治的能力を持った人間を育てる。
  • 基礎的な学力を身につけ、 広く社会に関心を持って、 自らの進路を自覚的にきりひらくことのできる人間を育てる。

設置学科

  • 全日制:普通科
  • 定時制:普通科
  • 通信制:普通科

部活動

京都第二高等女学校時代の水泳部は、1936年の第一回全国女子中等学校水上競技大会(今日ではインターハイ第10回大会女子部門と位置付けられる大会)で総合優勝を達成している。

著名な出身者

  • 清水照子 - 台湾の慈善家
  • 中澤節子(在学中に死去) - 『花ちりぬ』著者
  • 飛鳥井雅道 - 歴史学者、京都大学名誉教授
  • 吉田哲郎 - ニチハ社長
  • 杉田繁治 - 国立民族学博物館名誉教授、龍谷大学教授
  • 石塚広治 - 元ラグビー日本代表選手
  • 田岡俊次 - ジャーナリスト、軍事評論家
  • 野川由美子 - 女優
  • 山本正 - 元宇治市長
  • 桶谷大 - 日本プロバスケットボールリーグ琉球ゴールデンキングス ヘッドコーチ
  • 白岩玄 - 作家、「野ブタ。をプロデュース」
  • 桜井鐘吾 - 元プロサッカー選手
  • 森かれん - 京都市会議員、地域政党京都党政務調査会長

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 京都府高等学校一覧
  • 高等女学校
  • ナンバースクール
  • 旧制中等教育学校の一覧 (京都府)

外部リンク

  • 京都府立朱雀高等学校

京都府立朱雀高等学校 部活動美術

京都府立朱雀高等学校 mixiコミュニティ

京都府立朱雀高等学校 夜間定時制

京都府立朱雀高等学校 学校紹介教育方針

京都府立朱雀高等学校 文芸部 部活動