ドーベルマン犬の島(ドーベルマンけんのしま、原題:To Kill a Clown)は、1972年のアメリカ合衆国のスリラー映画。アルジス・バドリスの短編小説「猛犬の支配者」を原作とする。ジョージ・ブルームフィールド監督。出演はアラン・アルダ、ブライス・ダナー、ヒース・ランバーツ、エリック・クレイヴァリングなど。
アメリカでは1972年8月23日に20世紀フォックス配給で劇場公開された。日本では劇場未公開・ソフト未発売であり、東京12ch(現:テレビ東京)で放送された。本作はブライス・ダナーの長編劇映画デビュー作となる。
あらすじ
画家でヒッピーのティモシー・フライシャーとその妻リリーの二人が海のほとりにある小屋を借りる。隣には大家のイヴリン・リッチーが住んでおり、彼はベトナム帰還兵で膝より下が不自由な男であった。彼は二人を夕食に招待する。ティモシーは酒に酔った勢いでピエロの真似をし始め、それを見たイヴリンは明日の夜明けにある「心理実験」のために会おうと提案。ティモシーは了承してしまう。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1980年3月25日 東京12ch『火曜ロードショー』)
- ティモシー・フライシャー:ヒース・ランバーツ(安西正弘)
- リリー・フライシャー:ブライス・ダナー(岡本茉莉)
- イヴリン・リッチー大佐:アラン・アルダ(西沢利明)
- スタンリー:エリック・クレイヴァリング
製作
ワーキングタイトルは「Choke Cherry Bay」。ロケーションはバハマにて行われた。
映画のオープニングとエンディングそれぞれにパロマー・ピクチャーズの著作権表記があるが、実際に著作権が登録されたのは1997年のことであった。
脚注
外部リンク
- ドーベルマン犬の島 - allcinema
- ドーベルマン犬の島 - IMDb(英語)




