日野 優(ひの すぐる、1982年7月29日 - )は、大阪府吹田市出身のサッカー選手。ポジションはゴールキーパー。
来歴
ガンバ大阪の下部組織で育ち、2001年にトップチームへ昇格(同期昇格は井川祐輔と児玉新)。
昇格時は既に都築龍太が守護神として君臨しており、長らく出場機会が訪れなかったが、2005年は正GK争いをする松代直樹と藤ヶ谷陽介の二人の欠場時などに巡ってきたチャンスを掴み、デビュー戦を含むリーグ戦4試合に出場し、G大阪のJリーグ初制覇に貢献した。
2006年終盤に期限付き移籍で加入したFC岐阜では、地域リーグ決勝大会予選3試合、決勝3試合と、JFL入替戦2試合でゴールマウスを守り、チームのJFL昇格に貢献した。2007年に岐阜へ完全移籍。正GKとしてJ2昇格に貢献。昇格後も引き続きレギュラーとしてプレーしていたが、2008年のシーズン終了後に、人件費圧縮のために契約解除となった。
2009年に徳島ヴォルティスへ完全移籍により加入した。同年は上野秀章の控えとなり出場機会を得られなかったが、2010年は上野から正GKを奪取した。しかし、終盤戦はオ・スンフンにレギュラーを奪われてシーズン終了後に戦力外となった。
2011年、奈良クラブへ完全移籍。
2013年、バンディオンセ加古川へ移籍。2016年1月、加古川を退団した。
2016年に高砂ミネイロFCへ加入した。
エピソード
- 2005年、Jリーグ初出場初先発で勝利に貢献した川崎フロンターレ戦の後、プレーぶりに納得がいかず、号泣した。
- ガンバ大阪在籍時の2003年から2006年までつけていた背番号「23」は、尊敬する先輩GKである都築龍太が移籍前につけていた番号である。徳島ヴォルティスでも移籍当初は「22」を付けていたが、2010年シーズンからは「23」を付けていた。
所属クラブ
- 1995年 - 1997年 ガンバ大阪ジュニアユース
- 1998年 - 2000年 ガンバ大阪ユース (大商学園高等学校)
- 2001年 - 2006年 ガンバ大阪
- 2006年10月 - 12月 FC岐阜 (期限付き移籍)
- 2007年 - 2008年 FC岐阜
- 2009年 - 2010年 徳島ヴォルティス
- 2011年 - 2012年 奈良クラブ
- 2013年 - 2015年 バンディオンセ加古川
- 2016年 - 高砂ミネイロFC
個人成績
- Jリーグ初出場 - 2005年4月3日 J1第3節 (vs 川崎フロンターレ)
代表歴
- U-15日本代表
- U-16日本代表
- AFC U-17選手権1998 (最優秀GK賞)
- U-17日本代表
- U-18日本代表
タイトル
クラブ
- ガンバ大阪ユース
- 日本クラブユース選手権(U-18):1回 (1998年)
- Jユースカップ:1回 (2000年)
- ガンバ大阪
- Jリーグ ディビジョン1:1回 (2005年)
個人
- 関西サッカーリーグ Player of the Year:1回(2013年)
- 関西サッカーリーグ Division1 ベスト11:2回(2012年、2015年)
- 関西サッカーリーグ Division2 最優秀選手賞:1回(2017年)
- 関西サッカーリーグ Division2 ベスト11:1回(2017年)
脚注
関連項目
- ガンバ大阪の選手一覧
- FC岐阜の選手一覧
- 徳島ヴォルティスの選手一覧
- 奈良クラブの選手一覧
外部リンク
- 日野優 - Soccerway.com (英語)
- 日野優 - FootballDatabase.eu (英語)
- 日野優 - WorldFootball.net (英語)
- 日野優 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 日野優 - J.League Data Siteによる選手データ
- 日野優 (@suguruno1) - X(旧Twitter)
- 日野優 (suguru.hino) - Facebook



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